元々、蘭の園芸業者のために生まれたといわれる日本の素焼鉢を、形状、機能共に「原種の蘭のための素焼鉢」として特化させました。
平置きした場合は、傾きが生まれ、ランの自由な造形に呼応するような印象があります。
この傾きは視覚的なものだけではなく、排水効率を高め、通気を確保する機能を兼ねたものです。
またハンギングした場合は、一本のロッドとゴム栓の支持によって、静かな水平を保つ鉢と、個性を持つランとのコントラストが生まれます。
ランとの組み合わせ、ディスプレイの仕方で、様々な表情を見せてくれるポットです。
素焼きの素材は時期や樹脂、金属の鉢に比べて水はけ・通気性が格段に良いのが特徴です。基本的にどんな植物にも合いますが、特にランにとって快適な環境を作り出せるポットといえます。
植え込みに関しては、普通に中心に植えて頂いてもよいですし、
わざと片側に寄せて植えて、土や水ゴケを斜めに敷き詰めても独特の雰囲気が出ます。
ほとんどの植物の場合、鉢の重さで傾いて安定しますが、特に高さのあるものを植える場合、重心が高くなり倒れやすくなりますので、鉢底部に小石等を敷き詰めて全体の重心を下げてのご使用をおすすめします。
SIZE:φ132×H78mm、360g
MATERIAL:TERRACOTTA